蓮を見てきました2014
晴れたので見てきました。
以下同じような写真ばかり続くのでたたみます。
畑のように、というか畑?ともかくわーっと蓮が一面に広がっていますが
夜明け前からの雷&豪雨で、出かける頃には晴れたものの凄まじかった雨(一時警報が出ていた。)の勢いを感じさせる、ひしゃげたような姿の蓮も多数。
開花した花もどことなくしどけなく見えたり
明らかに上からすごい雨の力がかかったんだなぁと思う姿も
それでもその茎はすっくと空を向いてなにやら清清しい。
まっすぐのその姿は真ん中に収めたくなるような花だなといつも思います。
なんだか砂漠のようにも見えますが下は水と泥。一歩足を踏み出したらズブズブズブ…どこまでも沈んでほんものの極楽浄土を見てしまうのかもしれません。
畑のほうと池の部分に分かれていて、池といえば鯉。…のはずだけどこれは何?と思うほど大きいのもいたり、周囲を歩く人に「餌くれー」と寄って来てるように見える群がりようでしたが、日頃からじゅうぶん貰ってそうにブリブリとよく育ってる健康優良鯉たちでした。
蓮の葉っぱに雫は似あう。
ほぉ~と見たけれどあまり咲いていなかった、中国古代蓮だそうです。
蓮と一口に言っても色んな種類があるそうで、それぞれの蓮種が少しずつ区切られて咲いている…のですが今年こちらは温かくなるのが遅かったりで、花が少し遅れているのかもしれません。池のほうは特にまだまだこれからが花の季節、という感じがした。
それでも大きな葉っぱの間になんとなくコロボックルのようにひょこっと咲いているのを見つけたり
よく見ると傘でも差してるかのように葉の影に蕾もあちこちに
花びらの落ちた上にも雨のあと。
雨上がりで少しはましだったものの、遮るものの何もない場所はやっぱり暑さが直に来るので、蓮の見られる所ってちょっと調べてみたらけっこう全国各地にあったのですが、これからの季節じっくり見に行かれる方は日傘や帽子、首に巻いて冷やす冷却タオルなどの準備もしていくと良いんじゃないかと思います。
蓮はわざわざ見に行って、たぶん心に思っている通りの姿なんですけど、それで安心するというか。季節があって咲いているのは他の花と同じなのに、季節感とかあんまり関係ないように、悠々とそこにいる気がしてしまう。勝手にですが、不思議な花だなぁと思っています。毎年出来れば会いに行きたいと思う花です。
あまり出かけないからってアホほど撮ってきましたが、同じようなのばかり並んでるふつーの写真を最後まで見てくれた方には、ありがとうございました。
おしまい。