70's
お盆です。(ほんとに)
墓参の後にちびっこ達と本屋さんへ行ったらおもしろい本があったので。
特集 日本の女性アイドル・ソング・ベスト100 1970ー1979
がおもしろい。まだ読んでる途中だけど
”今回はシングル・リリースされ、なおかつトップ30位以内に入ったA面曲から30曲ずつ、25名の筆者の方に選んでいただき、その結果を元にランキングを作成しました。”
そのズラーっと並んだランキング、シングルの写真だけで、頭の中にイントロが、メロディーが流れ出してました。それぞれの筆者の方々のコメント、別に掲載の各個人リストもなるほどなぁと色々楽しい。
あまちゃんから80年代の女性アイドルが盛り上がっていて、私も時代的にはその時代のほうがドンピシャ、だと思ってたんだけど、キャンディーズ、大田裕美、浅丘めぐみ、岩崎宏美に山口百恵…見たらほぼ知ってる、歌えるような曲ばかりで、あぁそうか、いきなりどこからともなく花が咲いたわけじゃなく、聴いてる側にもこういう下地があって咲き誇っていった花たちだったんだなぁとあらためて80'sの人達のことも思ったり、「レコード・コレクターズ」という本だけど、テレビっ子だったなぁと思い出したり。マニアっていうんじゃなく、みんな大好きだった、というようなものじゃなかったろうか?と思う。
まだ読んでいないんだけど”南沙織や郷ひろみ、山口百恵らを育成してアイドル新時代の礎を築いた”人として酒井政利氏のインタビューも載ってるのも、個人的にはこの方を見るとつかこうへいのエッセイに登場していたイメージがどうしても浮かんできてしまうのだけどそれはともかく、おもしろそうで興味深い。
なんとなく表紙を見た時から頭に浮かんでたクリス松村のインタビューも載ってます。
ベスト100には入ってなかったけれど心に残ってる好きな曲は南沙織の
「ひとかけらの純情」あらためて歌詞だけ読んだらけっこう暗い、なのに爽やか過ぎるくらい爽やかな南沙織の声に、どこか甘酸っぱいようなイメージがあったんだなぁ、とこの本読んでいるからかあらためて思ったり。このせつなくも盛り上がっていくメロディーも、雨ばかりの夏休みにじわっとしみじみ。
5社共同企画(ソニー、コロムビア、ポニーキャニオン、ユニバーサル、ビクター)の70~80年代に活躍した女性アイドル達14組の全シングル盤を7インチサイズの紙ジャケに収めたシリーズも7,8月にかけて各社から出てるそうです。
あら80年代ものだとこれもいいな。
ゴメンね今まで黙ってて…ってよく考えたらヒドイ歌かもしれないけど、好きでしたかなしいことり。12inchシングルだったんですね。
このシリーズで発売されたアイドル達の曲1,2曲ずつ収録のガイド編コンピレもリリースされてるそう。12inchシングルって何?というような人にも入りやすいのかも。