drop its leaves
秋って葉っぱよね。
清少納言はそんなことは言ってなかったかもしれないけど、今年の葉っぱを放出します。
週末は雨ばかりで、冷たい雨が降るとニーナを思い出す。
長い髪を切ってきたニーナ
僕に愛を誓うその為に
ジュリーの、胸が騒ぐようなせつない声の呼びかけに、会ったこともないニーナの顔を思い浮かべては(たぶん外人さんか外人さんのようなまつげがファッサーと印象的な美人で、切ってしまう前の長い髪はセンター分けだと思う)一緒になって追憶して、「これだけ忘れられないて言うてはるんやから…」とほんまに余計なお世話でニーナに再考を促したくなったり
ニーナというタイトルだと思ってたけどタイトルは「追憶」だと知って、じゃあもう過ぎ去ったことだとほんとはわかってるんやね…と思うとでもよけいにせつないなぁ、と
ニーナはきっと知らん、もうぜんぜんまったく別の人のようになって、でもおそらく元気に二子玉川辺りで暮らしているさ…とジュリーの震える背中を慰めてあげたくなったり
昔のスターの人はなんかみんな細っこくて、今思うとほっそりした折れそうな腰があまりに折れそうでポキッと折りたくなるような柳腰だった頃のジュリーとそんな頃の歌になぜか異常な思い入れがある、好きなので
枯葉といえば…のLOVE (抱きしめたい)ではなく、あれも好きだけれど、見るからにせつない頃のジュリーのせつない歌が好きだぁぁぁと追憶をせつなく追憶していた。
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もうイントロから、いい。ドラマチック。
「あなたに今夜はワインをふりかけ」もタイトルから一瞬食材になったような気がしてしまうけれど
何か悪いことでもしている顔して
愛してはいけない
そんなことを歌うんだもの。ジュリーが。
すてきじゃないわけがないじゃない。
その人ならでは、とか、その人だから、というような感じも、好きなのかもしれません。
せつなくなっていたばかりではなく週末に
えこ (id:bambi_eco1020) さんに
私に足りない成分をいっぱい感じながらこちらこそ、うふふ、といつも拝見しているのがこのように紹介いただいて、きゃっと嬉シ…ほんとうに嬉しい驚きでした。ありがとうございました。
唐突ですみませんが、台湾には「可愛教主」という言葉があって、私の中でえこさんのブログのイメージはかなりそれです。ちゃんと強いけど、可愛いが香る。
新たに訪れてくれた方もいらっしゃったようなところに、いつの時代に生きているのだ、と思うかもしれない話ですみません。寒いとなんか行きがちな方向へ行かないように同じせつないでも楽しいせつないのほうへ、ほうへ、と行こうとして行き過ぎているのかもしれませんこの季節は。
いつも見てくださってる方も、葉っぱだと言ったら本当に葉っぱばっかりだし、あらためて開いた口が塞がらないかもしれませんが、いつもありがとうございます、おおむねこんな、大体のトーン、というようなものも特に決めぬ、決めたくてもすぐ忘れる、思ったがままの感じで続いていますが、呆れてもいい、なんか悲しくならないでいただければ幸いです。
樹木希林を思い出してしまったそこのあなた、残念、ポスターは貼っていません。ポスター貼ってるより脳内にいつも居るからいいの、ふふふふふ…と言ってる私を想像してしまうほうがずっと空恐ろしいかもしれませんが、もう寒いしあまり震えないでいただければ…と思います。ふふふのふ…