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六月に雨が

You should take your umbrella.

酒井駒子 小さな世界

 

 

 

よんでない、◎◎の本、って言葉が出てくるだけなのに旬のトピックの中に拾われちゃっていてなんか申し訳ない、ここよんでないです、すみませぬ。その本読もうと思うくらい興味はある、人様のも読むのはすごく好きなんですがいかんせん唸っても捻っても何も出てこぬのです。

 (これでまた拾われたらアホ過ぎるので伏字・ひらがなにしておきます。)

 

 

よめないけど読むのは好き、ということでさてここから本の話。

 

えこ ( id:bambi_eco1020 )さんが バンビのあくび でいつもステキに紹介されている絵本たち。


ユーモアがあって可愛らしい「かがくいひろし」さんの絵本、全15作品をご紹介します - バンビのあくび

 

丸っこいもの好きにはたまらないフォルムに表情豊かな登場人物たち、リクエストに答えてえこさんが紹介してくれたかがくいさんの絵本も、どれから読もうか?ワクワク楽しみにちびっ子達と相談しあっているのですが

 

えこさんの紹介を読んではとても惹かれていた酒井駒子さん。

 


『まばたき』を読んで~一瞬の美しさ - バンビのあくび

 

 

絵本も図書館で読んだり、ちびっこ達にプレゼントして一緒に読んだりしているのですが「酒井駒子 小さな世界」という本を自分用に購入していました。

 

 

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絵本でおなじみの絵ももちろんたくさん収められていて、大きい版であらためて見ていると、いつまでもまじまじと眺めていたい、その世界に浸ってしまうのですが

子供の頃のことや、今の生活の中のねこたち、小さい友達という人形やぬいぐるみに、団地、本棚、箱と、箱のもと・・・味わいのある酒井さんの生活の風景も、言葉や話、写真などで掲載されていて、画集というより本当に丸ごと「酒井駒子さんの世界」なんだなぁと思う本でした。

 

 

収録の書き下ろし絵本「人形」や酒井さんの世界にいるたくさんの小さなものたちを見ていると、可愛らしいようでどこか少し影がある、当たり前なんでしょうけど絵本や絵とどこか同じような匂いがして、世界を彩っているその奥行きをチラッと覗かせてもらったような。

影は暗さとも言えるかもしれないけれど、不思議とあることで安心する、あんまり真っ白みたいに明る過ぎる場所よりなんだかほっとするような、不思議に落ち着く隅っこのような気がする。

 

 

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あぁ絵や絵本は紙の上だけでなく、思い出や日々の生活など、様々なものから生まれ作られているんだなぁと

一人の作家を感じられるようなうれしい本でした。

これからたくさん色んなページを開くんだろうなと思いながら、そっと抱きしめそうになって(抱きしめるのにちょうどいい大きさ)でもおっとっと、曲げてはいけないと、陽のあまりあたらない本棚にそっと並べました。

 

ご自身の著書だけでなく、好きだという絵本や本、そして酒井さんが表紙や挿絵を書いている小説や本もすごくたくさん収録されているので

またここから読みたくなる、読んでいく本も発見していくんでしょう。

楽しみなような、こわいような・・・

 

そういえばこの本を探して検索していた時も、酒井さんが表紙を書いているよと表示された懐かしい本と会っていました。

 

ちいさいモモちゃん (講談社文庫)

ちいさいモモちゃん (講談社文庫)

 

 

 

モモちゃんとアカネちゃん (講談社文庫)

モモちゃんとアカネちゃん (講談社文庫)

 

 

子供の頃大好きで、ほんとうに夢中で読んでいたシリーズ。

でも、あれ?これって酒井さんの絵だったかしら?…と思っていたら、新たに酒井駒子さんの表紙になった、ということのよう。

子供の時読んでいた愛らしい挿絵や人形の写真のモモちゃんも大好きだったけれど、でも酒井さんの絵も違和感ないような気が

 

ホントに子供の頃の愛読書だったので記憶もさすがにうっすらですが、そのうっすらを思い出しても、たぶんこのお話も、可愛い子供達、ファンタジックなお話というだけではなく、ちょっと淋しさ、なんだか少し怖いようなかなしいような大人の部分、そんな微かな影もあった本だったような…

 

自分が親になってみると自分の子供にはそんな影は落ちないでほしい、とひたすら願うものだけれど、子供の時を思い返してみれば子供は子供の世界で時に傷ついたり影を見て知って少し成長したということもあったような気がします。

持ちきれないものを一人で抱えないでねとそれこそもう子供って年じゃなくなっても思っているけれど、

何かのひょうしで胸に抱えてしまった自分や人の痛み、誰かに話すことなく持つこともあるかもしれないものを、受けとめてくれたのは

明るい可愛いだけのお話ではなく、どこか影があった、だから自分の影もそのままに受け入れてくれるような気がしたこの本のようなお話だったのかもしれません。

 

久しぶりのモモちゃんとアカネちゃんには、また今度ゆっくりと数十年ぶりの再会をしたいと思っています。

 

 

 

小さな世界に収録されているミツさんとコトさんについて酒井さんのお話がこちらのサイトにもありました。

 

 

ilove.cat


絵本作家・酒井駒子 × ミツ&コト — 賢くて、美しい猫

 

 

ホントに美ねこだなぁ。

サイトの他のインタビュー記事やどのねこも可愛い(くせ毛ねこのだんごちゃん!)のですがミツさんとコトさんのしなやかな線、その目

やっぱり酒井さんの絵を思わせるのが、不思議なことなのか当たり前のことなのか…

 

 

 

 

Pooka+―酒井駒子 小さな世界

Pooka+―酒井駒子 小さな世界

 

 

 

 

 

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