六月に雨が

You should take your umbrella.

幸福摩天輪

 

 

 

 

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陳奕迅 2003 幸福摩天輪 - YouTube

 

 

観覧車の写真が増えてきたのでコラージュにしてみた。

定点観測のようになるのはいいんだけれど、変化が天気=空の色くらいしかないので「これが何年何月何日の観覧車で…」ってよっぽどマニアックな人にしかその違いはワカラナイよ…みたいな感じにしかならないような気がする。

 

 

 

観覧車は中国語で摩天輪。幸福摩天輪はいい歌だ。他の人が歌ってるバージョンもあったけれどやっぱりイーソンの歌がいい。

 

 

ずっと長い時間 回りつづける 観覧車に乗って
高い場所では世界の流れ 動きをじっと見つめる
下り始めればあいかわらず笑って泣いて…
人生の変化 黙って迎えて見送る

 

生命が 回りつづける観覧車のような時
幸せな場所では好きな時に星空に口づけよう
怖くなったらあなたと互いに抱きしめあえる
まるでゲームの中で 重力など忘れしまっているように…

 

 

ラブソングのようでもあるんだけれど、愛情もふくめて生きている、生きていくことを回り続ける観覧車と重ねて表現しているような歌かなぁと思う。

生きてれば悲しいこともあるんだけれど、ここではそうやって色々あっても止まることのない時間という観覧車に乗っていることの喜びを歌っている気がして

この歌のその幸福感をイーソンの歌にはとても感じる。

ダンス向きの曲じゃないんだけど聴いていると踊りたくなる…

 

あの「世界中がアイ・ラヴ・ユー」でしたっけ?映画も好きな映画なんだけど

ラスト、橋のところで元夫婦(役)だったウディ・アレンゴールディ・ホーンの、すごくロマンチックなダンスシーン。

あんな風な気分、ああいうダンスをこの歌を聴くと踊ってるような感じになるのね。

踊れないけどね。

ワイヤーとはいえ空飛んで踊って、軽やかに星でも掴みにいきそうに思えるゴールディの真似出来るわけがない。フン。

だけどそんな気持ちがして、だから私の中の観覧車のイメージはこの歌やあの映画のシーンのようにハッピーで優しいもの。

だけど乗ると大変。

高所恐怖症だから。

手にダラダラ信じられないほど汗かきながらぎーって掴める所全部捕まって座ってる時間の長いこと長いこと…風なんか吹いたらもう許さないよ私は。

…だから外からの写真ばっかり撮っちゃってるのかもしれません。

 

 

 

でもカメラを持っている時って時々意味があるんだかないんだか…たぶんない、みたいなものも妙に撮りたくなる、撮っている。

 

 

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壁…この壁撮ってどうしようと思った?

と写した時の自分に訊ねてみたい。

そういうのが、家に帰ってデータを見ると山のように…気軽にパカパカ写せるので肩に力が入らず助かる一方、デジカメの罠、悪いところでもあるんでしょう。

 

いつかもうちょっと自信がついたら、ただのスナップにせよ、もう少し機能のいい、出来れば夕方もキレイに写せるようなデジカメが欲しいなぁと夢を持っている。

夏の夜なんかそれ持って散歩に…と夢想しているのだけど、田舎って夜になると何もない、静かで落ち着くんだけど、肝心の撮りたいと思うものが何もないかもしれない。

…田んぼって、夜に撮ったら何か違うかなぁ?…あまり違わない気もするんだけど。