第4回「短歌の目」 六月に
なりました、なりました。
今月も参加いたします。よろしくお願いします。
6月のお題 10首
1.青
白斑に 捩れて巻いて
2.梅
一年を酒に浸った梅子さん ゆびで摘んで 齧って起こす
3.傘
傘と傘 重なる下に人はなく 傘という字がぶつかりあった
4.曲がり角
腰曲がり 角突合った婆たち まあるくなって 円陣になる
5.しそ
赤紫蘇と紛れ 音だけわたりくる もって帰って 梅に使えと
6.紫陽花
うつり気に 色をうつすは 紫陽花か あなたの目には あきは来ぬよう
7.つばめ
ガレージを閉めきれないと言いながら つばめ見上げる顔 綻んだ
8.袖
振袖の娘 ひらりと 釣鐘に 袖が縺れて 絡む 蛇になる *1
9. 筍
湯気とぬか 白くごとごと 立ち 濁り 解脱するごと 筍
10.たらちねの【枕詞】
たらちねの 腕に抱かれ 馥郁と ふくらんだ頬 満ちると名付く
以上になります。お世話になりますがよろしくお願いいたします。
いつだったろう…いつかの紫陽花
ピントが完全に葉っぱに…
一雨あって少し涼しくなりました。
「不時着」のニュースを「名古屋に無精者…無精者？」勝手に空目して二度見してしまいました。目が疲れているようですが
紫陽花は青々と緑のままです。カラフルなキャンディーみたいなガクアジサイだったはずだったんだけどおかしいな…
