六月に雨が

You should take your umbrella.

残照

 

 

 

 

 

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イサム・ノグチは…李香蘭と結婚してた人だ…くらいしかわからないのでとりあえず丸い穴から覗いて見た。

いや、子供が好きな人だったようだし、子供ならまぁ穴があれば何が見えるかまず覗くんじゃない?かな?とか?…いい大人なのにごめん。

 

それにしても落ち葉は、目にはいいものなんだけれど見る見るうちに、見ている目の前でもう風に吹かれてはハラハラ、ヒラヒラ、舞い落ちて舞い散っていて積もっていく恐ろしいほどの量の葉っぱに…掃除が、掃除が…大変だろうなぁこれどうするんだろう?…とそればっかり気掛かりになってくる俗物なのでした。

避けて歩けないほど有るので踏んだらいい絨毯のようにフカフカでフカフカ!ってうれしいんだけど、どれだけ積もってこうなってるのかと思うと空恐ろしかった・・・

 

 

 

 

 

 

 

容祖兒 Joey Yung (Feat. 林海峰)《黃昏點唱機》 

 

ジョーイ・ヨンはあまり聴いてきていないのだけれどジャン・ラム(林海峰)がfacebookにアップしていたので聴いてみたら良かった。

 

私と一緒にスターフェリーに座って ハーバーで星を見て

気ままに歩き回るのが好き ヴィクトリアパークをまっすぐに散歩

私と一緒にトラムに座って トラムの声を聞いて

独特の街の中に入ってゆく 独自性が充満してる

 

天星はヴィクトリア・ハーバーで運航されているスターフェリー、叮叮は叮叮車、香港の街中の光景といえば思い浮かぶ路面電車、トラムのこと。ディンディン、って可愛い呼び名は日本と同じで音から来てるのかしら?

その後もチムサーチョイ(尖沙咀)の河內道に、ネイザンロード、レパルスベイ、大丸デパート、アドミラルティ…と地名や場所だけでなく、哥哥=レスリー・チャンのことや曲名が出てきたり…

 

DJ きみちょっとラジオのスイッチをひねって DJ


過ぎてきた二つの世紀 取り壊された成長の地
どれだけの恋愛をまだ思い出せる


毎日時間と天気を報せる


過ぎてきた二つの世紀 食べたキャンディーの味は
永遠に永遠に思い出す


ここは 依然として 空は晴れ渡っていい天気だ

 

香港のラジオ局・商業電台のDJ出身のジャンと掛け合いのようにふゅーちゃりんぐしているからなのか、ラジオからふと流れてきた曲を聴いているような気もしてくるジョーイの歌声も心地よいのだけれど

区画整理の為接収された土地のことなども”拆過”と言うようなのでここではそう解釈したけれど、拆は取り壊す、や排除するという意味の言葉で

一部の路線が廃止されたスターフェリーや、この夏には渋滞解消の為にと廃止案が議論されていたというトラムのことを*1

”誰拆走” 誰が排除するの?と歌っていたりもしてチクっと胸も刺されつつ(私がするのでもされるのでもないのだけれどそこはそれ)

 

この街が好き・・・すでに変わってしまっていても

曲はまだ停まらない・・・ずっと心動かしてる

この街が好き・・・ すでに変わってしまっていても

曲はまだ停まってない ・・・ずっと心動かしてる

 

 

容祖兒 Joey Yung (Feat. 林海峰) 黃昏點唱機

 

 

せつなさもあれやこれやもひっくるめて香港の煌めき、時間の流れの中を一緒に回ってるような気分になった。擬似漫遊。

 

 

ジャン・ラムは相変わらずあまり年齢を感じさせない顔をしているけれど、97年だったかに出したソロアルバム「的士夠格」では「ミス・パン」という、当時の恋人キャス・パンのことか?と思わせて実は英領香港最後の総督クリス・パッテン、中文では彭定康の「彼の娘と思えないほど可愛い」と当時話題だった娘さんのことについて歌っていたりしたのだった、そういえばと思い出した。

 

彭小姐 - YouTube

 

日本版も出ていたはずですよ私も買いました、とamazonで探していたら中古版のみ出品されていましたが

 

HARD BEAT

HARD BEAT

 

 

ジャケットを見ればだいたいどういう感じの人、曲なのか想像つくかもしれませんが、感情にも容易には流れないのが軟硬天師の硬天師・ジャンなのかもしれない。ストレートにああだこうだ一色にいうのは向かないし、しない。

彭小姐にも、七月のある日の別れを前にしてただきみを引き留めたいと言うのから、結婚したいとか来世まで愛し合おうとか言い出して、おちょくりたおしているけれど

”だけど僕らには選択することが出来ない みんなが声を揃えて「さようなら」を言う時” 「バイバイ」のリフレインがずっと残っている気がする…と思い出して時間まで漫遊してしまったようでした。

 

 

だいたい基本はおちょくりたおしているように思えるけれど、当時は当たり前のように多くの家庭に居たという、でも返還後はやがて大陸からのメイドさんに取って代わられるだろうと言われていたフィリピン人のメイドさんのことなんかもめちゃご陽気な曲ですが「きみがいないと手足を失うようだ」なんて歌にしていたり

返還以前の香港ってまったく知らない、どんなだったの?なんて思う人がいたら、その時代のほんの欠片ではあるけれどこういう曲なんかを聴いてみてもいいのかもしれません。

(だからこれ買ってってことでも、ブログに貼ってるamazonアフィリエイトでもないので、念のため)