紅い春
この時はまだ浅かった春。
白いほうはもうほとんど咲ききろうとしているようでしたが、紅のほうはこのように咲いてはいてもまだ蕾のほうが多く目だっていたのでしたが
春はぐんぐん成長期のように進む。
わ温かくなったな、と思ったらまたグッと冷える日が来て・・の三寒四温に時折行く手を止められてはいても
その間も後退なんかはしていない、その場で足踏みしている感じで、そうして待った分のエネルギーでまた「ぐんっ」と成長するのが春なのだ。
いつもだとここで「春なのかもしれない」と言うのだけれど、このようにぐいぐいと力強い春に、私もたまには言い切ってみます。
春なのだ。
そして今年の春はその「ぐいっ」がまたずいぶん力強く、ぐいぐいぐいと、いつもの春よりもちょっとばかしスピードも速めのよう。
梅から少しすると今度はもう白木蓮が、いつものあの鳥の群れか実り過ぎの果実のような蕾から温かそうな毛皮のような表皮を脱ぎ捨てようとしていて
すでに青空を背景にまぶしいほど開き始めていた白い花も通りすがりにカメラに収めてきた。
本は買ったり貰ったり借りたりたくさん待ってくれている、だがしかしこのところの手元の本をふと見てみるとなぜか表紙に動物がやたらいる。
ねこが1匹、もう一匹、うさぎに熊に犬・・表紙たちがわくわく動物ランドと化していた。
年度末めーっ!を乗り越えて楽しみに読みたい。わくわく。
短歌はアンクルトリスに苦戦、まだ考え中です。詠み終わったらまた「使わせてください」のご報告にまいりたいと思っています。「短歌の目」の自己まとめもあと少し。
睡眠中に「も・・もしもし!」と言った自分の寝言で驚いて目が覚めたりしていますが
年度末めーっ!にも三寒四温も負けず、乗り越え、白木蓮の写真もアップしたり、春のスピードに追いていかれぬように進んでいきたい。(希望)いきます。(予定)
あとなんだっろう?
あぁ、そうだ、そんなにもなにも一方的に知っているだけのような人のことでもよいニュースを知るとなんだか和むものですね。
思わず更新しようと気力までいただきました。ありがとう。
最後に、同じ様なのだし薄らボンヤリしているけれどもう一枚貼っておきます。
あわなければいけない花にピントもあっていない、ぼやっとしてるのだけれどそのボンヤリしているのが、梅を写したあの浅い春の一日らしい気がとてもするので。