六月に雨が

You should take your umbrella.

2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧

a walka stroll

緑のトンネルのような道をゆっくりゆっくり上っていくと、この間までまだ咲いていたのか、最後の紫陽花がくたっと地面に横たわるようにしていたり、苔のむす木、落ち葉、まだ眩しいような緑も輝いて 同じ山の中、時間の進み方がそれぞれ違っているのか色々の…

Snowman

雪の降らない町に生まれた。一年に一度降っても、停めてある車の屋根やボンネットにほんの少し薄っすらと、白いものが乗っている程度。 雪を見たことのない子どもはそれでも朝一番からはしゃぎ、ワクワクして、少しでもきれいな白い雪を見て、触って、手に入…

古民家

調べもせずに行ったものだから在ることも知らなかったのですが、90年くらい前の…って書いてあったと思うんですけど、いつの時点から遡っての”90年前”よ?…と帰ってから調べたのですが、いつの時代のものをいつ移築してきたのか結局不明…とにかくひょっこりと…

in autumn

またたくさん上を向いてきました。向くだけじゃなく少し山のほうを歩いて、少し上っている途中で、あら怖い…高所恐怖を思い出して汗が止まらない… 忘れていたというより、ゆるやかな所をゆるやかに上るなら大丈夫だろう、そんな怖いわけがない…と思っていた…

然而

陳昇 然而(你不會知道) 然而の意味 - 中国語辞書 - Weblio日中中日辞典 <a href="http://cjjc.weblio.jp/content/%E7%84%B6%E8%80%8C" data-mce-href="http://cjjc.weblio.jp/conte…

見られなかった風景

もうそろそろイチョウの木もいい感じだろうかと並木になっている通りを、銀行の帰りに見に行ったら、あー、切られてる、物凄い上のほうまで、枝がほとんど切り取られていた。 イチョウは葉が舞い落ちてくるのが楽しい、これからだったのになぁ。もしかしたら…

差不多

カメラが来た。 カメラは自分では来ない。ガメラじゃないんだから…と書こうと思ったら「画布良」と変換されたので驚いたのだけれど、古代の壁画か何かに書かれてそう… ガメラが現れて何だあの怪獣は?!って大騒ぎになってるその同じ時刻、古代遺跡を発掘調…

Before Night Falls

SDカードに残っていたデータ。夕暮れに撮ると暗い。暗いなぁ。落ちた葉っぱが積もって寝床のようだ…と童話のようなことを考えていたのに、晩秋のよう、夜のようで、暗い怖い森の話を思い出してしまった… 虫食いだらけの葉っぱや積もる落ち葉に、人間以外の生…

さよならカメラ

いい感じに枯れてきた、あー、今日もまた空が青いし、夕焼けはどうだろう?…と写真を撮りに出かけ、帰ろうと歩きかけたら、コケた。いい大人なのに、コケた。 恥かしい…夕暮れより一番赤くなっていた。たぶん。 怪我は大したことなかったけれど、えらいもん…

来福の家

来福の家 作者: 温又柔 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2011/01/05 メディア: 単行本 クリック: 6回 この商品を含むブログ (4件) を見る 「好来好去歌」 大人になる季節なのかもしれない。少女で女で、器用そうで不器用で、頑なで、脆くて、柔らかで、固く…

いっぺんにたくさん。【第0回】短編小説の集い感想文

先日開催されていた短編小説の集い。 <a href="http://novelcluster.hatenablog.j…

二百十日

一日出かける予定だったけれど誰かが帰りに風に吹き飛ばされるといけないので、午前中だけ菊を見に行って少し早め長めの昼食をとって解散。朝はまだそれほど気にするほどではなく晴れてもいたのだけれど、みな気をとられていたのか、気がつくと全員カメラを…

Passersby

猫動く

日中はこのところ温かいお日和で、日向ぼっこに最適の日が続いていました。珍しくカメラを嫌わなかったので。陽気を満喫、リラックスし放題のお猫さまを 何か人知の及ばぬ境地でもお悟りになられたか…うっすらと開かれた目に表れているのは慈悲のお心なので…

Fickle

初秋にビックリするほどピンク色で、ピンクってこんなにピンクなんだ…と思った花を咲かせていた枝に、残った実のようなもの。振ると音が鳴りそうだったけれどピスタチオにも似ている。 たまには下も見て…と思ったわけじゃないけれど、葉っぱが落ちているのが…

逢坂の六人

読んでいた本。 逢坂の六人 作者: 周防柳 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/09/05 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 延喜四年の、皐月の朔(さつきのついたち)。 山の端に白い月がかかり、あたたかな夜風が吹いている。そのしじまの底にさ…

夢のトカゲ

南天の隙間にトカゲがいた。 トカゲはじっとおとなしくそこに居ただけだったんだけれど、わっと一瞬驚いた私の躍動感。早くお逃げ、猫に見つからないうちに。 トカゲに会った、少ししてから夢に出てきた。何ということもない、ただ木の上にこうしてじっとし…

關於我們之間的事

土曜だ音楽を聴くのだ。 張震嶽 關於我們之間的事 私たちの間の事について 「夏の思い出」っぽい映像が使われているけれども、あぁそうか夏は長い休みもあって思い出も多いからかもしれないけれど いつでもいいんだけれど、みんなで写真を見てわー楽しかった…

もののけ物語

もののけ物語 (角川文庫) 作者: 加門七海 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー 発売日: 2014/01/25 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 数奇な運命という言葉がある。運命の巡り合わせという言い方もある。これらの言葉は大概、人の生き…

Fallen

秋の写真が溜まってきたので おにぎる、おにぎらない、おにぎる時、…昨日はてなのどこかで見かけてどうしても言いたくなったので…それだけなんですけど、ここで独白のように書いておく。 あれ”おにぎらぬ!”って名前じゃどうかな?っていうのも思いました。 …

落穂拾い

検査の結果はよかった。どれほど拳に力が入っていたのか、聞いた途端に力が抜けプルプルプルプル、手が小刻みに震えて止まらないまま、待ち合わせた人とクラブハウスサンドを食べに行くとまだカタカタカタカタ…珈琲の受け皿を鳴らしてしまい恥かしく申し訳な…