a riverbank
桜の時期にこれだけ晴れていたら・・・と思うような一日でした。
秋のはずなのにまるで梅雨のようというか秋の長雨ていうけど長過ぎるやろ、梅雨 → 夏 → 梅雨てまた梅雨が来てるんやろこれ、と思ってしまう雨続きの毎日のせいか、場所によってはゴウゴウと川の勢いが強くて崖でものぞき込んでいるような気がしてダダダーン・・・って火サスの音 *1 が聞こえてきそうでしたが
彼岸花は薄暗い雨の日に群れるように咲いているのを見かけるとちょっとドキッとすることもあるのだけれど、春のような陽射しの中どこまでもどこまでも並んで咲いているのを見ていると、なんやのようさん並んで日向ぼっこかいなと声でもかけたくなる親しみやすい野の花みたいに思えたのでしたが
しかし桜並木の下どこまでもどこまでもいっぱいの彼岸花・・・あらためてそう思うと少し背中が冷やっとしたので、どうしてこんなに・・・と思うほどピントのずれたぼやーっとした一枚を最後に置くことですべてをなんかこうほわほわ~っとさせてしまおう、うんそうしよう、ということでとても曖昧な一枚で〆た初秋の写真日記でした。
7月の短歌練習帳 乱題詠・7月お題
急に秋の気配も押し寄せる今日この頃ですが
乱題詠あったぁ!と思っているうちに…以下略・参加いたします。
よろしくお願いします。
1. 鉄
ブランコの時間遥かに雲を越え鉄の匂いの手の平愉し
2. 報
よい報せですかしじまを突き破る前に教えてほしい真夜中
3. うむ
滑稽なおうむくるくる回す目と回る子供は気を惹きたがり
4. ために
せん妄の伯父幾年を遡り ために幾度 戦の中へ
5. 湾
風のない湾は丸まる曲線を慌てず歩く月見る蟹も
6. 上げる
お終いのか細い花火鳴らす手を 見上げるがごとあつまった目の
7. 童
まだ暮れぬ空に児童の声わたり児童につげる時刻の響き
8. ランド
羽ばたいているランドセルバタバタと閉まらぬ蓋で子が飛んでゆく
9. 橘
橘は潮の光り映し込む青沁みるから泣け海のごと
10. 真
真心を探しあぐねた夜に虫鳴く声を聞く 鱈子を焼いた
以上になります。よろしくお願いします。
6月のお題をゆったり考えているうち7月のお題を読み、こっち、あっち…としているうちに7月を先に詠んでしまいました…
なので先に出してしまいますが6月も詠みおわったら出したいと思っています。
7月のおまけ:7月の梅
に「お呼びです?」 しのび寄り「呼んでないです」と言ってもよっこいしょと居座って梅見張ってるねこ。
まだ嵌っています。どう見てもはまりきれていない、前後の脚しか入ってないんじゃないかな?と思うけれどもでもワタシ嵌りたいの・・・そんな心の声が聞こえるすまし顔・・・
ところで短歌の本・雑誌も読んでいるのですが
いや中身は真面目にというかぎちっと俳句の色々が詰まっているなあと思いながら読んでいるのですが、短歌の本を探していたら「ん?」「釣り専門誌?」なぜこのコーナーに・・・と表紙が目に飛び込んできて手にとっちゃったのでしたが。
タイトルもだけれども、わりと潔くビシッ!っという感じのする本で、それはやっぱり五七五七七より七七が少ないぶんこう抑制が効いてるというか厳しくあらねば、ギュッとはみ出ないで凝縮するぞ、という心持ちなんだろうか・・・たぶん全然関係ないだろう余計なことも思いつつ、しかし俳句の雑誌もなかなかおもしろく読んでます晩夏です。