六月に雨が

You should take your umbrella.

High humidity

 

 

 

 

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少し遡った写真だけれど、昨日も雨の日曜日。

早咲きの桜かなぁと思う花もちらほらと見かけたけれど、忙しなく散らすようなちょっと意地悪な春らしい雨。

一昨日までの好天にほころびかけていた蕾もほんのり色付いたまま濡れていた。

 

そろそろブーツではなく、でも雨の多い春にも気にならないような靴を…と見に行ったのだけれど、いきなり私の履いていた靴を見て「ハイハイ、こういうの」と店の中行ったり来たりして、「これはいいですよ」とどんどんそのタイプの靴を持ってきてくれるお爺さん。

あ、いや、これは試し履きがしやすいよう、脱ぎ履きしやすい靴を履いてきただけなのですが…と言う暇も与えてくれずどんどん目の前に置かれていく靴たちに

う、う~ん、そうですねぇ、う~ん…とさりげなくあやふやに逃れ他を見ていると、今度はお婆さんが「これはね、履きやすいんですよぉ」と何の脈絡もなく棚から自分のオススメを下ろしては「この他の色はねぇ…」どんどん色違い、サイズ違いを試し履きするよう薦めてくれ

結局誰も「どんな靴を探しているのか?」は聞いてはくれず、

でもお婆さんの薦めてくれた一足がとりあえず目的に適ってはいたし、まぁもうこれでいいか、と

レジに行ったら行ったで、お爺さんとお婆さんの二人が、レジ担当の若い店員さんに「これを・・・」「こっちが・・・」と先を争って清算するよう求めあっていた。

どうやら経営者夫婦らしかったけれど、お爺さんとお婆さんが二人してそう広くもない店内をまるで競争するように、ちょこまかと行き交ってはどちらも好き勝手に接客している、でも別に険悪というのでもなくただただ各々が自由にやってるだけで、ハムスターが輪を回すように自然に見え、こうやって二人で店を回してきたんです、という感じのちょっと不思議な靴屋さんだった。

 

その後別の買い物していると「お客さん!」と同じお客さんの立場の人にいきなり呼びかけられた。

迷っていた同じ商品をさっと手にした人(私)に使い心地を聞いてみたかった、とのことだったけれど

迷って誰かに聞いてみたい!という気持ちはわからなくもなかったけれど

聞かれた所で「え~と私はこれが合ってるみたいですけど、個人差もありますから…」と無難な答えしか申し訳ないけど言えなくて、そう答えたけれど、

店員さんと間違われたり、あるいは何となく目が合って会話…というならあったけれど、お客さんとしていきなり同じお客さんに「お客さん!」と声をかけられるとは初の経験だった。

 

春だからだろうか?それとももしこの日の運勢を事前に占っていたとしたら、「微妙なことに混乱する」と出ていたかもしれない、「混乱?買い物で??何???」と思って、当日になって

「あ~!なるほど!!」と心から深く納得していたかもしれない、些細なことだけれどちょっとだけ不思議な日曜日の買い物でした。