六月に雨が

You should take your umbrella.

Greenish

 

 

 

 

 

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間に合わなかった花も花。

 

もう終わりかけていた花、例年より少し盛りが早かったような気もするけれど
春雷が遠くに聞こえた雨の後、せーの、で一斉に衣替えでもしたように、桜色していた辺りも緑一色になっていた。
気温も上がってきているけれど、まだ朝と夜はヒーターが必要で
晴れの日にも、じきに天気が変わるよ、と知らせたいのか蛙の声がやかましい。

 

 

桜ねこ桜ねこ桜…と画像をどんどんアップしていたらとうとう今月のアップロードの容量を超えてしまった…使っていない画像を削除したら少し空きます、というので削除したけれど、少しはほんとに少しだなぁ…なので更新も滞る、というかまったりペースに戻るでしょうと思います。

 

 

 

書店で文庫2冊。

 

ピエタ (ポプラ文庫 日本文学)

ピエタ (ポプラ文庫 日本文学)

 

 

ピエタはなんとなく背表紙からいい気配がして抜き出すとこの表紙で、パラパラと見てみたらすっと入っていけそうだったので。

 

新装版 ムーミン谷の冬 (講談社文庫)

新装版 ムーミン谷の冬 (講談社文庫)

 

 

ムーミンは何度か読んでいるけれど、表紙カバーがトゥーティッキ、おしゃまさんになっている!

中も良い話だけれど表紙買いかもしれない。

 

 

この間から唐突に「かめくん」という本を再読したくなって探しに行っていたのだけれど、書店にもなかった。

のでamazonを見ていたら「かめくんのこと」とこれは児童文学のようだけれどまた「かめくん」の出て来る本も出ていたしで

まずせめて今積んであるのを読んでから、読んでから…呪文のようにつぶやきながら、ずっと「かめくん」のことばかり考えている。

 

この見慣れたかめくんはでもamazonでも中古しかない、

 

かめくん (徳間デュアル文庫)

かめくん (徳間デュアル文庫)

 

 

 

昔ずっとなぜか「かっぱ文庫」という名前だと勘違いしていた「河出文庫」版のほうは新品があった。

 

かめくん (河出文庫)

かめくん (河出文庫)

 

 

 

光文社にカッパブックスとかノベルズというのがあるけれど(でも光文社の文庫は光文社文庫なんだけれど)それとはぜんぜん関係なく「河出文庫」を「かっぱ文庫」と、そう読むものだとなぜか思い込んでいた。

今も最初に思い浮かべると「かっぱ文庫のかめくん」と思ってしまい「じゃなくて河出文庫河出文庫のかめくん・・」と訂正しながら探したけれど、結局なかった。

見落としようがないほど、少な過ぎる河出文庫のコーナー…

 

 

 

 

 

ハナミズキもあいにくの雨の中咲いていたけれど、容量が足りれば今月中にアップロードできるかもしれない。足りなかったら来月だ。

今朝も雨、今日は「降ってる、降ってる」とよろこんでいるのか朝から元気にカエルがケロケロ、というか、貝殻の背中を擦り合わせたような鳴き声が響いている。

 

 

かめとかかっぱとかかえるとか…水っぽい生き物がやたら出てくるのは、しとしとと雨の多い季節だからかもしれない。

昔住んでいた所はうらの山の上にみんなが「亀沼」と読んでいる、ほんとの名前は誰も知らない池のようなものがあって、春の長雨が多く長く続いたり、またじきに入梅すると、ガラガラとやかましい音を響かせて山から転がり落ちてきていた。

ガラガラ音をたてるのは、ちゃんと下りてこられず転がり落ちてひっくり返ったのか、亀の甲羅が山に近い家の屋根に落ちたり転がる音で

そこの家のおっちゃんは春の長雨の時期や梅雨になると「亀が来たから長雨になる」とか「もう梅雨や」と季節を言いながら「亀がやかまして」かなわん、と言うのだった。

無事に山から降りた亀も、道路を渡るのは亀の歩みには速度的にむずかしいのか車に轢かれたらしくよく通学路に無残に張り付いていたけれど

無事に渡りきれた所で「どこへ行くつもりだったんだろう?」山から降りてきてもその辺りはまた他の山か田んぼか道路か家くらいしかなく、川もずっとずっと遠いし、亀の行きたかった先がずっとわからない。

もし近くにでも行きたかった場所があるなら、やかましいくらいゴロゴロと下りてくるのだから中には無事に目的地に向かえた亀もきっといるはずで、その季節に急にどこかからいっぱい亀の来る場所とか、あったなら話に聞こえてきてもよさそうなものだったけれど

誰もそれは聞いたことがない、知らないままだった。

 

 

かめくんは「山の上の亀沼から亀がゴロゴロ転がり落ちてくる話」ではぜんぜんない、戦争の為に開発されたカメ型ヒューマノイドの話でぜんぜん関係ないのだけど、クラゲ荘に住んだりりんごを齧ったりねこが出てきたりする…かめくんの話を思い出すと「亀たちはどこへ行こうとしてたんだろう?」ということを思い出す。

 

 

今積んであるのを読んでから、読んでから…梅雨の頃までには…かめくんを読みたい。