婦人科の話
いつかの薔薇。
今日は婦人科のちょっとした話。
大した話ではないのだけれど、婦人科の主治医の先生が言っていて「なるほどなぁ」と思ったことがあったのでちょっと書いておきます。
書こう書こうと思いながら忘れてしまっていたので思い出した時に書いておく。
大体わかっているとは思うけれど念のため、月経の簡単な説明があったので貼っておきますが
月経(生理)のしくみ | ライブラリー | ソフィ-ユニ・チャーム
定期的に受診しているとか定期健診受けているのであれば、基本的にはあまり関係ない話だと思います。
あのね、たとえば不正出血があったとか、月経で経血の量が突然多くなったという場合なんかは、普段は婦人科に通っていない人でもわりとさすがに気にする、受診もするのだけれど
でも逆に、経血の量が少なくなった、日数も短く終わってしまう、という変化の場合、痛みや何か他の症状が特になければよけいに、あまり気にしない、受診もしないということがわりに多いんだそうです。
確かにまぁ多いよりは少ないほうが、気持ち的にも身体も楽だし、それにうんと若いのであればともかく、年齢が上がれば尚更こういうものなのかしら、と思ってしまうのも無理はない気もするし
最近は特に早期更年期ということも言われていたりで、昔ならまだちょっと早過ぎると思ったような年齢でもそういう風に考えてしまうこともあるようなんでです、と
それで上のサイトにもあるように
簡単にいうと、月経のときに出る血液は、子宮内膜がはがれて、溶けて出てきたものなのです。
性教育などでは「赤ちゃんのためのベッド」というような言い方もしますが、
全員がそうとは限りませんが
生理はあるんだけれどすごく少なくなった、日数も短くすぐ終わるようになった、という人の中には
内膜は毎月作られているのに「はがれて外に出る」という働きが正常に行われていない、という場合がある、そういう人もいるという話。
それの何が問題?かというと
本当なら剥がれ落ちるはずの内膜が外に出ない、けれど内膜は毎月変わらず作られ続ける
その結果流れ出ることなくそのまま子宮内に残り続けた内膜が、人によってはそのままにしておくと年数を経て病気の原因、いわゆる悪性の腫瘍である子宮体ガンなどになることもある、ということでした。
定期的な受診や検診を受けていればそうなるまでにどこかで気がつく、発見されればその時の状態に応じて適切な治療を受けることも出来るのですが
(ただし、中にはこのくらいのこと…と問診で言わない人もいるそうなので、受けている方も月経の状態、変化が少しでもあれば、こんなことくらいと思わずに、出来るだけ伝えてほしい、とのことでした。)
経血の量と日数が少ないということ以外、これといって自覚できるような症状もなく、ある程度の年齢であれば、減ってきたことも自然なことと思い、そのまま閉経を迎えてしまう
日頃から健康であったり、少なくなったこと以外は毎月定期的に月経があって今までこれといって月経に問題もなかった人のほうが
それで受診しよういうこともなくそのままにしていた結果、後に既に腫瘍などの状態になってから他の科での受診などで発見される、ということもままあるということでした。
子宮体がんという病気は主に40~50代に多いと言われていますが、年齢は人によって差は当然あると思いますが閉経ということもそう遠い話ではない年代だけに、
自然に少なくなって終わったと思い込む、発見が遅れるということもそれだけ多い、という話に
確かに婦人科の敷居は高い、先日色々な方も書いてらっしゃいましたが、簡単に自分の例だけ書くと、経産婦であってもまぁ行くのに楽しいところでもなければ、心躍る診察でもまったくない、
私もしょうがないので定期的に行っている、というのが正直なところで、
でも、じゃあもしそうじゃなかったら?
婦人科にあまり日頃から縁がなく
もし先生のおっしゃったような場合があれば、私なら受診するかな?と考えてみましたが
もしかしたら、ほかに何の問題もなく、ただ経血の量と日数が少なくなったというだけのことでは、受診しなかったかもしれない、と思いました。
なので受診に繋がりにくいという話に、あまり大したことと思わないような変化でも、後に大きな病気になる可能性もあるんだなぁ、なるほど、そう言われてみれば自分もそうだったかもしれないなぁと思ったので
こういうこともあるそうですよ、と書いておくことにしました。
ご存知の方はご存知かもしれませんが、子宮体がんの検査は痛いです。子宮頸がんの検査がチクっ「痛っ」だとしたら「いったーい!痛い痛い痛い!!なにしてんの?!!!」怒りたくなるくらい痛いです。(個人差は当然あります、これは私比)
まぁ入り口をちょっと採るのと、奥をこそげて採るのだから痛みが違うのは当然なのでしょうが、でもおどしてるわけじゃないです。
なるべくなら定期的に検診など受けるのが一番よいとは思うのですが、そうではない方も、でももし少しでも今までとは違う変化が感じられた時には、結果何でもなければそれはそれで安心できるのだし、それにこれは別に婦人科に限った話ではないと思いますが
気になることがあれば早く受診すればするほど、検査からもしもの場合の治療まですべての負担が軽くなる、精神的にも身体の負担も金銭的なことも、ということを頭の片隅にでも入れておいてもらえれば、と思いました。
私の場合は部品を摘出してから、の話になりますが、書いていることと同じ状態になりました。
だから先生からこういう話も聞けたのですが、でも定期的に通っている中でのことだったので早く気がついて対応でき
私の場合は、念のため検査は受けましたが、腫瘍化などはしていない、けれどそうなりやすい体質である可能性はやはり高いということもある為、ホルモン剤の投薬治療を受けています。
副作用もあるのですが、人によって副作用もけっこう違いがある、私の場合はまぁあるのはあるけれど、我慢出来ないほどではないという感じです。
副作用の中には逆上せや吐き気など身体に出るものだけでなく鬱状態になること等もあるとのことでしたが
生理中や前後にもなることがあるような、とにかく鬱々とうっとおしいのとダルい、それのちょっと重いのが、服用期間から生理が終わるまであるような
口開くのおっくうとか、注意が散漫になったり、集中できなかったり…等等
今は服用期間後なんだけれど、だから内面は非常にうっとおしいけれど、まぁまだ寒いし、あったかくして黙々と本でも読みながらおとなしくしていれば
なにより予想されるリスクを減らすということと天秤にかけたら服用のほうがまし我慢できる、過ぎるの待ってるーなんとかオッケーという状態。
当然これはあくまで私の場合で、人によって違うし、我慢出来ないような場合はお医者さんとよく相談したほうがいい、そういう相談もきちんと聞いて一緒に考えてくれるっていうのも、個人的には信頼して通える病院の条件の一つじゃないかなと思うのですが、書いておきたかった話の本筋は書いたし、そろそろ集中力も途切れてきましたので今日はこの辺で。